【レビュー】Fluid Audio C5は理想のモニタースピーカー
はじめに
良い音楽を作るなら、良いモニターは不可欠です。
日本とNY、カナダに住み、現地の楽器屋で機材を仕入れDTMを行ってきた
引越しの多いDTMerによる、モニター選びの記事になります。
必要最低限で、買い替えや処分する可能性もある中、
現地の湿度などでも聴こえ方が変わるストイックな状況で、
間違いないモニターとして Fluid Audio C5に出会いました。
比較した他の製品も紹介しているので参考にしてみて下さい。
Fluid Audio C5
2014年からカナダに住み、最初はノートパソコンとヘッドフォンのみで製作を行なっていたのですが、DTM環境を整えようと思い、いくつかの楽器屋に視聴しに行きました。
予算2万ほどで購入を検討したモニタースピーカーは
- M-Audio AV32/42
- Mackie CR3/4
- Fostex PM0.1/0.3
- Tannoy 402
Mackie CR3/4は店舗に無かったので、M-Audio AV32を検討しました。
M-Audio AV32低音がないというか、表現できていないので軽さを感じた。
ワンサイズ大きいM-Audio AV42は、低音をブーストしている感じが明らかなため候補から外した。
Tannoy 402はモントリオールではすぐ視聴できなかったので断念しました。
(その後帰国して手配して使用しましたが、価格にしては解像度も高く情報量も多いいいスピーカーでした)
いくつか店舗で他の価格帯のスピーカーも試しに視聴した時、
ちょうどMoog shopが推していたスピーカーがFluid Audio C5でした。
予算からは少しオーバーして$285だったんですが、
一聴して驚きました。
- 価格以上の解像度の高さ
- バランスの良さ
- 表現力
「これしかないな」と心掴まれてしまったので、予算オーバーでも購入しました。
視聴に使用した楽曲は、
- James iha
- The smashing pumpkins
- Aṣa
- MILK BAR
- Little green cars
あとは今まで自分が作った曲でバランスを確認。
店舗でモニターを比較する時には、自分でよく聴きこんでる曲と、
自分の作品を使って比較する事をオススメします。
帰国した2016年頃は日本でまだ手に入りづらかったのですが、今調べてみると結構手軽に手に入るようになったんですね。
JBLでキャリアをスタートさせたKevin Zuccaro、M-Audioでキャリアを積んだCerwin-Vega、二人の手によって2011年に創立したというのだから、興味をそそられますよね。
なるほど、現在ローランドが輸入代理店になっているようです。
まとめ
現在日本でもDTM環境を整えているので、改めてFluid Audio C5を購入してみたいと思います。
そう思えるモニターですので、近くに比較できる場所があれば試してみて下さい。